イギリスとの時差を計算 夏時間かGMTか、それが問題だ

仕事柄、よくイギリスの会社の人と電話をします。電話をする時には時差を計算してから電話するのですが、時々ミスをします。イギリスと日本との時差は9時間ですが、これはグリニッヂ標準時の場合の話です。

イギリスでは3月から10月にかけて英国夏時間が採用されます。俗にいうサマータイムです。

英国夏時間の時には時差は8時間です。この計算をミスすると1時間ずれます。

日本人ほどではありませんが英国紳士は比較的時間に厳しいです。

夏時間という言葉に引っ張られると、3月から6月くらいは夏という意識がなく、うっかり日本との時差を9時間で計算して電話をかけてしまいます。向こうは始業時間の朝の9時だと思って日本時間18時に電話すると、先方の様子が変です。

1時間待ったのにいつまで待たせるのか、日本人は時間に正確だと聞いたがうそなのか、とイラついた声がします。

そして、今電話するところだった、サマータイムを考慮しておらず申し訳なかった、と冷や汗をかきながら言うと、電話の向こうから、ほら、やはり日本人だ、正確に1時間遅れて電話しようとしていたんだ、という声と共に歓声が上がります。そして笑いながらもう夏だからね、と言われます。

サマータイムがない国が多いことは先方も承知ですが、ビジネスなので時間には気をつけねばなりませんね。